Linuxディストリビューションとは何か
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この連載は「Linuxを使えるようになる」ではなく、「Linuxがどう動いているのか」を理解するための実践シリーズです。
今回は Linuxを理解する 〜 LFSで学ぶLinux内部構造 〜 の Part 1 / 第2回として、仕組みのつながりを意識しながら学びます。
- 前回: [なぜLinux From Scratchを始めるのか](01_why_lfs.md)
- 次回: [LinuxカーネルとUbuntuの違い](03_kernel_vs_ubuntu.md)
Linuxは「カーネルだけ」では実用になりません。
実際に使うには、コマンド群・ライブラリ・初期化システムが必要です。
それらをまとめた配布物がディストリビューションです。
この記事でわかること
- ディストリビューションの正体
- UbuntuとAlpineの違いの見方
- LFSとの関係
図解テキスト
Distribution = Kernel + GNU tools + libc + package manager + init system + defaults
例:
Ubuntu = Linux kernel + apt + systemd + glibc
Alpine = Linux kernel + apk + openrc + musl
この回で実行するコマンド
上から順番に実行すれば、この回の内容を体験できます。
まずはそのままコピペして実行し、次に1行ずつ意味を確認してください。
cat /etc/os-release
ps -p 1 -o comm=
ldd --version | head -n 1
ハンズオン手順
1. ターミナルを開いて、上のコマンドを1行ずつ実行する
2. 出力結果を見て、分かったことを1行メモする
3. エラーが出たら、そのエラーメッセージをそのまま残す
4. 各コマンドが何を確認するためのものかを説明してみる
チェックポイント
- コマンドが最後まで実行できた
- 出力の中で重要な値を1つ説明できる
- 次の回に進む前に、分からない単語を1つ調べた
今回理解できたこと
- ディストリビューションは部品の集合
- 何を採用しているかで挙動が変わる
- LFSはその部品選定を自分で行う学習
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