05. filesystem: VFSとディスクの見え方
Linuxで「全部ファイル」と言われる理由は、VFSを通して統一的に扱えるからです。
ここを理解すると、mountや権限で迷いにくくなります。
VFSとは何か
VFS (Virtual File System) は、ext4やxfsなどの差を吸収する共通レイヤです。
- アプリは同じopen/read/writeを使う
- kernel内部で、実際のfilesystem実装に振り分ける
図解テキスト
app
-> open("/var/log/app.log")
-> VFS
-> ext4 driver
-> block layer
-> disk
/proc, /sys もVFS経由で見える
ディレクトリ構造の意味
- /bin, /usr/bin: 実行ファイル
- /etc: 設定ファイル
- /var: 可変データ (log, cache, spool)
- /proc: processやkernel情報の仮想ファイル
- /sys: デバイスやkernelオブジェクト情報
手を動かす
ls -l /
mount | head -n 20
df -h
stat /etc/passwd
ls -l /proc/self
権限の最低限
- 所有者 (u)
- グループ (g)
- その他 (o)
- 読み取り r / 書き込み w / 実行 x
ls -l /etc/shadow
id
つまり何なのか
filesystemは「ファイルを置く場所」だけではありません。
Linux全体の状態を、統一インターフェースで観測する仕組みです。
今回理解できたこと
- VFSがあるから、filesystem差分を意識せず操作できる
- /procや/sysもLinux内部観測の重要な入り口
- 権限モデルは運用とセキュリティの土台
コメントを残す