Linuxの起動プロセスを図解する
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この連載は「Linuxを使えるようになる」ではなく、「Linuxがどう動いているのか」を理解するための実践シリーズです。
今回は Linuxを理解する 〜 LFSで学ぶLinux内部構造 〜 の Part 2 / 第5回として、仕組みのつながりを意識しながら学びます。
起動を段階で理解すると、トラブル時に調べる順番が決まります。
ここでは全体を一枚の図として整理します。
この記事でわかること
- 起動の6段階
- 各段階の役割
- 調査コマンド
図解テキスト
Power On
-> BIOS/UEFI
-> Bootloader (GRUB)
-> Kernel + initramfs
-> switch_root
-> systemd (PID 1)
-> target到達 (multi-user)
この回で実行するコマンド
上から順番に実行すれば、この回の内容を体験できます。
まずはそのままコピペして実行し、次に1行ずつ意味を確認してください。
systemd-analyze
systemd-analyze blame | head
journalctl -b -p warning | head -n 50
ハンズオン手順
1. ターミナルを開いて、上のコマンドを1行ずつ実行する
2. 出力結果を見て、分かったことを1行メモする
3. エラーが出たら、そのエラーメッセージをそのまま残す
4. 各コマンドが何を確認するためのものかを説明してみる
チェックポイント
- コマンドが最後まで実行できた
- 出力の中で重要な値を1つ説明できる
- 次の回に進む前に、分からない単語を1つ調べた
今回理解できたこと
- 起動は1ステップではなく段階処理
- 失敗は段階ごとに切り分ける
- systemd解析コマンドが有効